皆さんにもっと知って欲しい 〜 猫のトイレ事情ぱーと2|ふじみ野市

さくら動物病院

コラム

皆さんにもっと知って欲しい 〜 猫のトイレ事情ぱーと2

コラム 

前回のコラムで触れたように、それぞれの猫にとって、どんなトイレが良いのかは、それぞれの猫に聞くしかありません。

ただ、それは当然無理なので、猫のトイレを考える上で重要なのは、

「猫がトイレに関係することで、嫌だと思うことを、できるだけ少なくしてあげる」また、「少しでもトイレをし易くしてあげる」と言う事です。

 

回りくどいな〜! と、思う方がいるかもしれませんが、猫のトイレを理解して頂く上で、重要な事です。

 

さらに本題に入る前に・・・・・様々な大人の理由で、以下のことをご理解下さい。

お断り:ここでお話しすることは、私自身が、猫のトイレについての大規模な統計調査を実施したり、学術的な何らかの裏付け等を示した物ではありません。すでに発表されている文献等の資料や、今まで多くの患者さんを診療させて頂いた経験から得た事柄の中から、考えられる事が基になっております。また、特定の商品や製品を過度に推奨したり、否定する意図はありません。利害関係もありません。

 

 

猫のトイレを考える上で、自分が猫だったら・・・と、まず想像してみて下さい。

 

・自分の嗅覚が今の数万倍から数十万倍になった時

・・・人間が「臭わない!」と感じている物が、とっても臭ってしまうだろうと。

・・・猫砂の、エコロジー的な原材料によっては、なんとなく(もしくはしっかりと)、その材料の臭いがしてしまう物がありますが、これも、猫だったらきっと気になるなだろうなと。

・・・人間にとってのフローラルの香が、猫だったらきっとかなり強烈な匂いなんだろうなと。

 

・トイレに入るなら・・・出来れば、いつでも、きれいな方が良いと思う

・・・出来れば、臭いがしない方が良いと思う。

・・・お花の匂いも猫は苦手です・・・

 

「人にとっての」様々な付加価値は、猫の為になっているのか?と、今一度考えて下さい。

 

このようなことを踏まえて、どんなトイレが望ましいか?

 

1 猫が出来るだけ抵抗なくトイレをするための、猫砂は?

本当は、いくつかの猫砂を置いてみて、それぞれの猫に選んでもらうのが良いのですが・・・実際にはなかなか難しい。 出来れば、家の人が世話をし易い事も多少考えると、お勧めは、限りなく無臭で、シンプルな紙砂です。 排尿排便がすぐ分かり、トイレをした後に取り除くのも容易です。値段帯も比較的低いようです。

 

2 猫が出来るだけ抵抗なくトイレをするための、猫砂を入れる入れ物は?

・大きさ: 猫がトイレの中で一回り出来る大きさ、体長の1.5倍以上の大きさが望ましい。

・形状: 猫砂が3cm以上入る物 但し、猫が簡単に出入りできる深すぎない物。

・初めはカバー(ドーム)が無い物が良いでしょう。

・材質: 一般的なプラスチック製。

・1カ所のトイレに対して同じ物を2個以上用意しましょう。出来るだけ毎日水洗いして、ローテーションして使いましょう。

・プラスチックも臭いが染み込むので、古くなったら交換しましょう。

・猫専用の立派なトイレも悪く無いのかもしれませんが、ホームセンターなどにあるプラスチック製の多用途トレーなら、サイズも多く、リーズナブルかもしれません。

 

3 猫がいつでもトイレをし易い為には、できるだけきれいなトイレであって欲しい

望ましいトイレが準備できても、排泄したままになっていると、その後にトイレを使いたくはありません。お家の方が家にいる限り、排泄した物は出来るだけ速やかに取り除いてあげましょう。 ←これ、結構重要です!

 

因みに、おしっこが、特殊な猫砂の様な物?を通過して、その下にあるシート等に吸収され、「臭わない!」と言われている、「○○トイレ??」だったらいつも清潔ですか??

・・・・・うちの猫には使いません。友達にも勧めません。

少々余談ですが、「この空気清浄機を使ってからは、リビングに猫のトイレを置いていても臭わなくなりました。」・・・・って、「どんだけトイレを掃除してなかったのかよ〜〜!!」と、ツッコミを入れたくなってしまいます。

猫のトイレは、きちっとお世話が出来ていれば、何処にあっても臭いません!!

 

その他、猫のトイレに関係する事柄として、

・家の間取りを含めたトイレの位置、トイレの個数

・猫の性質、排泄の回数や量

・家族構成

・同居猫の数や関係性

・猫以外の同居動物

・食事や水の与え方

・・・・・等々他にも、

様々な事が猫のトイレと実際の排泄には関係しています。

 

一度、当たり前だと思っていた猫のトイレと環境を、見直してみて下さい。

 

次回コラムでは、猫の健康に必要な3大要素「食事」「トイレ」「ストレス」のうちの、「食事」を見直してみたいと思います。

 

 

 

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